あの空の下で
2008
木楽舎
木楽舎
ANAグループの機内誌『翼の王国』での連載が1冊に。『男と女』や『恋する惑星』、『東京画』など、映画のタイトルがついたショートストーリーと、著者の旅先での出来事を綴ったエッセイ『旅、たびたび』で構成されている。機内での夫婦の何気ない会話、どんな言葉よりも励まされた他人宛の手紙、11も年下の彼との香港旅行。小説になる日常は誰にでもあるのかも知れないと思わせてくれる、ドラマチックではない、しかし長い余韻のあるドラマが収められている。
(木楽舎 I)