吉田修一個人全集
2019
文藝春秋
文藝春秋
吉田修一コレクション全4巻刊行開始! 時代が生んだ人気作家の個人全集第1巻「青春 コレクションⅠ」は山本周五郎賞受賞作「パレード」「初恋温泉」「日曜日たち」などの人気作品、「Water」「熱帯魚」などの短篇小説……単行本未収録作を含む全13作を収録し、新たに書き下ろした「自伝小説」も掲載。初期の傑作から永遠の名作まで、誰も知らなかった吉田修一との出会いが、ここにあります——。
人気作家の愛蔵版コレクション第2弾!
デビュー作「最後の息子」、芥川賞受賞作「パーク・ライフ」、人気長編「東京湾景」など。
書き下ろしや単行本未収録作を含む、全14作品を掲載。
デビュー作「最後の息子」、芥川賞受賞作「パーク・ライフ」、人気長編「東京湾景」など。
書き下ろしや単行本未収録作を含む、全14作品を掲載。
「悪人」「さよなら渓谷」「ランドマーク」等、罪を犯した男たちを描いた名作の数々。
圧倒的なストーリーテリングが胸を熱くさせる!
圧倒的なストーリーテリングが胸を熱くさせる!
「一緒に変わろうぜ。もう昔の自分なんて忘れてさ」(「横道世之介」)……吉田修一が「故郷」を描いた全9作品。愛蔵版コレクション、ついに完結!
吉田修一は1968年生まれ、僕と同い年になります。新卒で出版社に入って30年、編集者人生の節目に、個人全集を初めて担当しました。僕たちが高校生や大学生の頃、村上龍や村上春樹や宮本輝が人気作家で、谷崎潤一郎や大江健三郎や三島由紀夫の作品に触れたのは、本屋さんや図書館での出会いがきっかけでした。僕は平凡な人間だけど、悪くない人生だと思うのは、本を通じて作家と出会ったからです。同世代には、吉田修一という特別な作家がいました。新しい出会いが、あなたの人生の何かでありますように。
(文藝春秋 Y)