MATRIX吉田修一全著作分析 吉田修一の全作品を系統別に分類。驚きの展開にハラハラ+ヒリヒリしたいのか、それとも登場人物の至言に酔いしれてみたいのか。あなたの好きな小説のタイプに対応させて、そこに一番近い作品からまずトライしてみましょう。また、「これが面白かった!」という作品の周辺に位置するものも、好みの可能性大。2冊目、3冊目の吉田作品を選ぶ手がかりになるかも。
物語系とは…
読み始めたら最後、その後の展開が気になって本を手放せない! 物語系とはそんな作品のこと。エンタテインメントの要素が強い小説である。ストーリーを語るだけで、その本の良さが伝わりやすいものは、このジャンルである場合が多い。
一行系とは…
ストーリーを話してもなかなかその小説の良さは伝わらない。けれど、グッとくる表現や言い回し、センテンスが散りばめられている小説のこと。大いなる気づきを与えてくれることも!? 純文学系の小説に多い。玄人好みの本も。
肉食系とは…
一般的に肉食系とは異性に積極的なタイプと言われているが、ここで言うところの、つまり文学での肉食系とは、その小説がずっしりとした重みを持っているということ。男性的な作品も、この範ちゅうに含まれる。ガツンと来る読後感が特徴である。
草食系とは…
対する草食系は、比較的読みやすく読後感もずっしり重い、などということはない。しかし、ナメてはいけない。草食系だってどっぷり浸りたい余韻は持ち合わせているし、ほろっと泣かせることだってある。ユーモアがあって、思わず吹き出してしまうことも。